うつ病で寝たきりだった著者がダンベルに魅せられるまで

みなさん、こんにちは。神内です。

今回は学生時代のいじめがきっかけで社会人になってからうつ病で寝たきりになってしまった著者の祭ちゃんはメンヘラ作詞家(以下祭ちゃん)さんがダンベルでトレーンングを始めるまでの流れについて書かれた本を紹介します。

タイトルは「鬱で寝たきりだった私が、ダンベルに恋をした」です。

つらい逆境を乗り越えてダンベル運動をするようになった祭ちゃんさんの体験談が詳しく書かれています。

書籍タイトル:鬱で寝たきりだった私が、ダンベルに恋をした


書籍情報

「鬱で寝たきりだった私が、ダンベルに恋をした」の購入ページはこちらです。

本書をおすすめする人

  • 食生活を改善したいと思っている人
  • ダイエットを考えている人
  • 自分を変えたいと思っている人

書籍の概要

本書は4章構成になっています。

第1章は、生きづらさを抱えた学生時代について赤裸々に語っています。

詳しい内容については本を読んでほしいのですが、学生時代は壮絶な体験をされています。

第2章では、祭ちゃんさんが、社会人時代に適応障害を発症してしまい、休職や退職を繰り返してしまった体験談をお話されています。

一時期は寝たきりの生活をされていたのですが、あるきっかけで立ち直ることができました。

ここで詳しく書いてしまうとネタバレになってしまうので、詳細を知りたいと思った方は本をチェックしてみて下さい!

第3章では、無理のない範囲でダイエットをするお話です。

私はやや痩せ型の体型なので減量のためのダイエットは必要ないのですが、健康維持のためにジム通いしたいなと思いつつも行動に移せていません。

なぜかというと、ジムでマスクの着用が必須だからです。

5類に移行したのでそろそろマスク無しでもジムに行けるのではないかと期待しています。

詳しくは割愛しますが、私は数年前にブラック企業のトンデモ上司のせいで約2~3ヶ月間休職した経験があります。

うつ病になったときは無理に仕事をしようとせずに自分の好きなことをして過ごしたほうが回復が早くなります。

祭ちゃんさんも無理のない範囲で少しずつ運動して、食生活も変えていくことで少しずつ元の体型を戻すことに成功したのです。

第4章では実際にダンベルを購入されるまでの経緯が書かれています。

本書を読んだ感想

「鬱で寝たきりだった私が、ダンベルに恋をした」を読んだ感想は次のとおりです。

適応障害のつらさを理解した

私は、幸いにも適応障害を発症したことはありません。

しかし、適応障害で苦しんでいる方は確実にいらっしゃいます。

私はいままで適応障害を抱えている方の苦しさを知ることはなかったのです。

日本の教育は「みんな同じ」を強調しているため、適応障害の方は学校生活に馴染めず、いじめの被害に遭うリスクもあります。

本書を読んで適応障害の大変さを理解することができて自分にとっても大きな意義があったと考えています。

無理なくダイエットや運動をする方法がわかる

祭ちゃんさんは、フォロワーさんのすすめでダンベル運動をすることに決めました。

最初は抵抗があったものの、思い切ってダンベルやパワーグリップなどを購入して、メニューをこなしていきました。

私は筋トレとは無縁な生活をしてきたので、メニューの名前を聞いてもさっぱりわかりません。

「今の自分を変えたい」という決心をして、自分のできる範囲でダイエットをしたことで少しずつ体型をもとに戻すことができたのです。

運動をするにはある程度の思い切りは必要ですが、同時に無理なく継続できるメニューを考えることも大切だと気付かされました。

詩から本当に苦しかったということが伝わってきた

本書には章の合間に2~3つの詩が書かれています。

初めてその詩を読んだときに私は衝撃をうけました。

誌の内容はほとんどがデプレッシブメタル(うつやこの世に対する憎しみなどをテーマにしたもの)のような詩です。

私がやっているゲームでデプレッシブメタルの音楽を聞いたことはあるのでだいたいどのようなものかはイメージできました。

衝撃的な詩には今までの壮絶な人生に対するつらさや憎しみが詰まっていたのだなと感じました。

ですが、本書の最後の方から今は少しずつ安寧な生活を取り戻しつつあるということが感じ取れました。

まとめ

学生時代の壮絶な経験、社会人になってから発症した適用障害など衝撃的な内容が書かれていた本ですが、最後は筋トレで人生を充実させている祭ちゃんさんが垣間見えたのでホッとしています。

私も人生の中の6ヶ月間ではありますが、パワハラ上司のせいで休職を余儀なくされたという経験があるので、他人事には思えませんでした。

また適用障害で苦しんでいる方が世の中にはいるということも改めて思い知らされました。

これからは他人のことを気遣える人間になりたいなと思った神内でした。

30ページ前後と短い本なのでスキマ時間にサクッと読めます。

興味のある方はぜひ読んでいただけると幸いです。

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