
書籍紹介
『60歳で美大に入っちゃった』を読んで、印象に残ったのは、小学校の美術の先生の対応です。
頑張って描いた絵を否定されたと知り、子供のやる気を奪う言葉は正直ひどいと感じました。
ただ、その悔しさがあったからこそ、60歳での美大挑戦につながったのだと思うと、人生の不思議な巡り合わせを感じます。
税理士・CFOとして一円のミスも許されない世界にいながら、答えのない美術の世界で自由に表現する。
2つのバランスの良さに感銘を受けました。
仕事を続けながら通信制美大を2年で卒業するには、相当な自己管理が必要です。
私には真似できないので、羨ましいと思います。
特に印象的だったのは、制作の追い込み時期に右腕を骨折しても、左手で描き続けて卒業に間に合わせたエピソードです。
友人に笑われても挑戦を止めない姿勢にも勇気をもらいました。
応援してくれない人の声に耳を貸す必要はない、と改めて思います。
本書から受け取ったのは、つらい過去も最高の投資に変えられること、異業種のスキルの掛け合わせが唯一無二の強みになること、そして「いつか」ではなく「今」動く大切さです。
私も大学院進学を考えており、背中を押されました。