みなさん、こんにちは。

神内です。

皆さんは世界の政治や国家について興味や関心はありますか?

ちなみに神内はまったく関心ありません。

政治について勉強したのは高校の受験が最後でした。

しかし、社会人になってから、ある程度の教養を身に着けておかないと恥ずかしいかもしれません。

今回は、「ナショナリズム」について解説している本「あまのじゃくの教養」をご紹介させていただきます。

「ナショナリズムって何?」という状態だったので、ネットで調べました。

ナショナリズムとは、「民族が集団としての意識を強めて、その独立・統一・発展を推し進めようとする思想や運動」を指すそうです。

日本に例えるなら、日本人が集団意識を強めて、日本が世界で発展できるように一致団結するといった感じでしょうか。

政治や国家について考えてみたいと思っている方はぜひ、木下元文さんの著書「あまのじゃくの教養【ナショナリズムについて】」を読んでみてください。

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「あまのじゃくの教養」の概要

本書は、教養の定義付けからはじまって、ナショナリズムの事例を紹介されています。

ネイション・ステイト(国民とその政府)と国家についての説明やナショナリズムについて主張をしている人物についての説明があります。

日本にいるとあまりなじみのない「愛国心」という言葉が出てきますが、日本人は自分の国に誇りを持っている人が多いです。

その他にもヨーロッパの作家や歴史家の主張がまとめられていていました。

「あまのじゃくの教養」を読んで思ったこと

私が、「あまのじゃくの教養」を読んで思ったことを2つお話します。

人文・社会科学に関する知識が少し身についた

私は理系だったので、あまり人文・社会科学系の学問について深く勉強したことはありませんでした。

最後に勉強したのは高校の世界史だったと思います。

本を読み始めたときは、分からない単語だらけで少し戸惑いましたが、読み進めていくうちに内容が少しだけ理解できるようになったのです。

命の重みについて意識が変わった

私たちは、普段何気なく生活をしており、命に対して意識をすることはあまりありませんでした。

事件や事故で尊い命が奪われたときなどに「命の尊さ」を意識することはありますが、それ以外では命について考える機会は限られています。

本書では、「人間誰しも命の違いがある」という話から始まっています。

まずは、「自分の命は特別な存在である」ということ。

これは誰しもが思っていることでしょう。

ただ、本書では自分以外の他者の命についても言及されています。

人間は、自分以外の命については自分が所属している共同体の人々の命を優先するということが解説されていました。

日常の例をあげるなら、海外で大きな事故が起こったときに「◯◯の事故に巻き込まれた日本人は確認できませんでした。」という報道でしょうか。

人類の命はみな平等といいつつも、「日本」という国家に属している人々の命を優先しているということが「命の重みの優先づけ」ではないかと思いました。

まとめ

本書を読んで、人文・社会科学系の知識が少しだけ身につきました。

※まだとっつきにくいというイメージはありますが・・・

「国家」・「宗教」・「民族」

歴史の授業でよく出てくるワードですが、実はお互いに深く複雑な関係性を持っているということが理解できました。

専門の学者がいるくらい複雑な問題の中で自分たちは生活しているということを改めて認識するよい機会になりました。

私に人文・社会科学系の知識を得る機会をいただいた著者の木下さんに心から御礼を申し上げます。

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